黒柴のメス

我が家には2匹の黒柴のメスがいます。
もう立派なおばあちゃん犬ですが、まだ彼女たちが若かった頃の事です。
家から歩いて5分程の距離に河川敷があり当時はまだリードなしで散歩をさせる飼い主も
たくさんいました。
私も同じく河川敷まではリードを付けて行って、排便が出来たら外して遊ばせていました。
その場所は1mくらい草が伸びていたので他の散歩の方と会う事はめったになく、2匹がどこにいるのか分からなくなる事もよくありました。
そんな場合は名前を叫ぶとちゃんと走って寄って来ていたので特に心配もしていませんでしたが。
ある日、いつものように散歩に連れて行くと草が刈り取られていました。
私的には見えやすくなっていいのだけど2匹は不満げ。
あの間を駆け抜ける感覚が大好きだったようでしかも草刈り機で刈られているのでとがった場所などもあり私たちにとっては嬉しくない散歩道になってしまっていました。
それでも2匹のリードを外し自由に散策させていると段々調子が出て来たのか上手に走り回り飛び回っていました。
ホッとして座っていると2匹ともが私の側に来てもう帰ろうのアピール。
普段は私が呼ばないと来ないくせに何だろうと思いつつもそれなら帰ろうかとリードに手をかけた瞬間片方の犬が堤防を駆け上がり道路に飛び出してしまいました。
交通量の多い道路で、駆け上がると同時に「ドン!」「キャン!!!!」の音。
小学生だった私はびっくりして急いでもう1匹と上がると大型のトラックが何事もなかったように走り去って行きました。
トラックが行った後、私が見たのは・・・

遥か彼方を家に向かって走って行くウチのワンコさん。

ドン!っていったのに・・・。キャン!!!っていったのに・・・。
私が家に帰った後念のため病院に連れて行きましたが問題なし。
打ち所がよかったのか何なのか無傷でした。

それからドッグラン以外で走らせる事がなくなったのは言うまでもありません。

子犬はどの種類であろうとかわいいと思います

子犬はどの種類であろうとかわいいと思います。
おとなになると不細工と言われるパグなどでも、小さいだけでとてもかわいいです。
よくペットショップにゲージで子犬が売られています。
個性豊かな様子を見るのは実際に飼ってみるのとは違う楽しさがあります。いつ見に行っても寝ている子、元気いっぱいで飛び跳ねている子、おびえているのか隅っこで丸くなっている子などが並んでいて、何時間でもペットショップの前で犬を見ていることがあります。
ポメラニアンや、大型犬になるレトリーバーなどは人懐っこいのかよくガラス張りのケースではなく、触れ合えるゲージにいることが多く実際に遊んでみることもできておもしろいです。
小さな子供とふれあっているのをみると、なんだかほのぼのとする気持ちがしてきて疲れているときなどはなんだか癒しの空気があり、なんだかストレスのあるときには軽減するために眺めによることもあります。
けれど、ペットショップの閉まる時間は早く、子犬たちが寝に奥へ行くのは早い時間であり、仕事の日には子犬に会うことが出来ずに帰ることもあります。ペットショップでは猫や小型の動物などがいて、どの動物をみても小さいときには本当にかわいいです。
大型犬でも、おとなになってもかわいい人懐っこい犬もいて、散歩されている人たちが連れているときには触れ合うことも多いです。
犬や動物に好かれることが多いのか、散歩している犬やペットショップでじゃれつかれることも多いです。そのせいか、小型の動物にしても、大型犬にしても犬と遊ぶ時は人懐っこい子たちと触れ合うと癒されるし、とてもかわいいと思います。
だから、犬を連れている人や動物を散歩させている人が公園のルールや、ショップのルールを守っていないのを見るととても残念に思います。

愛犬の災難

ある日私たちが夜ご飯を食べていると愛犬の様子がおかしいのです。元気はあるのですが片目をしぱしぱさせています。名前を呼んだりしても尻尾を振ったりクルクル回ったりとテンションもいつも通りなのですが目の様子だけがおかしいのです。何か悪い脳の病気じゃないかすごく心配になり夜だったのですが救急動物病院に行こうか考えました。けど元気があるから朝まで様子を見るべきか悩んでいるとある事を思い出したのです。その日の夜ご飯はキムチ鍋でした。愛犬はご飯を食べている時も私のそばでゴロンとしています。私はキムチ鍋を食べている時にキムチ鍋の汁が少し手に付いてしまいました。後から手を洗おうと思い、その時はティッシュで拭いただけで終わらせました。そしてふと愛犬を見るとメヤニがついていたのでいつも通り手で取ってあげました。そうなんです、キムチの汁が付いた手でメヤニを取っていたのです。いくらティッシュで拭いたと言っても完ぺきに取れているはずもなく、それが愛犬の目をしぱしぱさせていた原因でした。慌ててすぐに弱いシャワーで洗い流した後、フキンを濡らして目を優しく拭いてあげました。だんだん良くなってきている感じがあったので、とりあえず病院には連れていかず一晩様子を見る事に決めました。朝起きて様子を見てみると目のしぱしぱは消えており、いつも通りの愛犬に戻っており一安心しました。今回は目がしぱしぱしてしまう事で終わったので良かったですが、そういう事が原因で目の病気になってしまう可能性があるなと思い、メヤニをとる時はちゃんと手を清潔にしてからじゃないとダメだなという事を学びました。愛犬もとんだ災難だったなという体験談でした。

シロかっこいい

子供の頃、公園の近くにシェパードを飼っている家がありました。公園に行くにはその横を通らないといけないのですが、その犬はジャンプしながらすごく吠えかかってくるので、とても怖かった記憶があります。いつも息を詰めて急いで走り抜けていました。

今でもよく知らない犬に合うとはじめは少し警戒してしまうのですが、時折り初対面でも「この犬は信頼できる」と思える犬に出会うことがあります。理由はよくわからないのですが、そういう犬は顔を見ただけで「ああ大丈夫だな」と思えるし、実際みな利口で気立てのいい犬たちでした。

以前、私が住んでいた社宅によく遊びに来ていたシロもそんな犬でした。シロは大きさは中くらいの白っぽい犬で、穏やかで大人しい性質だったので社宅の人たちにも受け入れられていました。私の目からみると、シロは幼児が描く犬の絵みたいな、ごくふつうの雑種犬でしたが、うちの子どもは「シロかっこいい」と言っていました。私もシロは好きだったけれど「え~、かっこいいかなぁ?」と思っていました。

しかし、そのうちに私にもシロがかっこいいと思える日がきました。ある頃からシロの弟分のような犬が現れて一緒に行動するようになったのですが、新参者の方はシロにくらべるとちょっと落ち着きのない感じの犬でした。よく2匹でテニスコート脇の芝生の上でくつろいでいましたが、ある時シロがその犬に向かって低い声でうなっているのをみかけました。犬の言葉はわからないけれど、私には「ここに住むにはここの掟があるんだぞ。守らないとここにはいられないからな」と言っているように思えたのです。それ以来、私の目にもシロは渋くてカッコイイ犬に映るようになりました。

ある日の昼下り、私が買い物から帰ってきてテニスコートの横を通りかかると、シロが妙なかっこうをしていました。あおむけで4本の足を全部ピンと上に伸ばしていて、ちょうどコタツをひっくり返したような形になっていたのです。私はてっきり「シロが死んじゃった!」と思って動転しました。どうしよう、どうしよう。ところが、シロはそのうちにむくむくと動き出し、何事もなかったようにいつものシロに戻りました。とくに具合が悪そうな様子でもありません。さっきのは何だったのかしら。ほっとしたら、なんだか可笑しくなってきました。シロは何をしていたのでしょうね。

何年かするうちにシロは社宅に姿を見せなくなり、今ではその社宅もなくなって住宅地に様変わりしてしまいました。私たちも社宅を出て他の土地で暮らすようになりましたが、今でもときどきシロのことを思い出します。しっかり者だけどのんびりしていてちょっと間が抜けて愛嬌のあるシロ。シロは懐かしくて愛すべき仲間でした。